
防災ヘルメットは種類や特徴も様々です。
なにが一番自分にぴったりなのか確認していきたいと思います。

防災ヘルメットの定義

では今回は、防災ヘルメットの様々な種類と特徴について話していこうと思います。

特徴といってもみんな同じではないんですか?
すべて国家検定を取ったものなんですよね。

国家検定を取るのは基本中の基本ですね。
それ以外にもメーカーごとに防災を考えて作っているので特色がうまれてくるのです。

そういえば防災ヘルメットの定義はなにですか?

防災ヘルメットは形や色がきまっているわけではありません。
防災用ヘルメットとは、工場作業用、現場作業等の労働安全衛生規則に関わる場所で使用するものではなく、また、その他作業等においても使用しない保護帽で、万が一の災害時の非常時のみに被る防災用として使用する保護帽を定義しております。
JHMA 一般社団法人日本ヘルメット工業会

なるほど!ふつうのヘルメットを防災用として使用することで防災用ヘルメットとなるんですね。

そうですね。ただし、防災用ヘルメットは耐用年数が6年と決まっているのですが、通常で使用してしまうと耐用年数はかわってしまうので気を付けてください
◆産業用を防災用として使うのはOK
◆防災用を産業用として使うのはNGの場合がある。

わかりました。では種類はどんなものがあるんですか?

紹介していきますので自分の状況にあったものを準備しましょう。


メーカー | ミドリ安全 |
名称 | フラットメット2 |
国家検定 | 飛来・落下物用 |
特徴1 | 厚さ3.3cm |
特徴2 | 通常作業にも使用可能 |

3.3cmですか!?
そんなにうすいとは想像していませんでした。
しかも通常のヘルメットとしても使用可能なんですね。

そうなんです。びっくりの薄さですよね。
では次のヘルメットです。


メーカー | DICプラスチック |
名称 | IZANO2 |
国家検定 | 飛来・落下物用、墜落時保護 |
特徴1 | 厚さ6.3cm |
特徴2 | 色種類が豊富 |

国家検定が先ほどのより多いですね。
墜落保護は自分が墜落する時のことですね。

その通りです。色も豊富で見失わないように
家族で他のヘルメットにはない色にしたりできますね。
では次のヘルメットです。


メーカー | 加賀産業 |
名称 | オサメット |
国家検定 | 飛来・落下物用 |
特徴1 | 厚さ4.5cm |
特徴2 | そのままかぶれる |

そのままかぶれるっていうのが特徴なんですか?

そうですね。今回紹介した他のタイプは折りたたんであるヘルメットを
組み立ててから使用するタイプになりますがこのヘルメットは組み立てをかぶる動作で行うというものです。
装着時間はかなりはやいですね。

まとめ
・国家検定(飛来・落下物)
・普段使わないので厚さも重要
・特徴を把握して自分にあったものを準備する。
・防災専用だと耐用年数は6年

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